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昔からある一番オーソドックスな鍵。ワンタッチで便利です。しかし、ペンチで思いっきりグニャっと曲げれば、簡単に90度回転し、鍵の役目はしません。トンカチでさらにたたけば壊れ、あとはネジを緩めれば外れます。防犯上はあまり意味がありません。 |
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今一番よく見かけるリング状の鍵です。安い自転車にはたいていついてます。ワッカですから、ガチッと固定するように思えますが、トンカチでガンガンやると、すぐにスルリと開いてしまいます。
中身はヘナヘナの安物鍵です。
このタイプは、カギをかけるときは、けっこう力をいれて、つまみを押し下げねばならず、ちょっと面倒です。特にこのツマミがチャチでよく、外れたり割れたりします。これがないと、金属の細い棒だけになり、これを持つのは手を傷つけます。そのため、カギをなくしたわけでもなく、カギが壊れたわけでもないのに、「ツマミが割れて落っこちちゃってさ、使えなくなったからはずしてくれない?」とよく頼まれます。非常にもったいない話です。
556などの潤滑剤をつけないと、雨などでさびて、動きが悪くなります。
カギがかかっているのに忘れて、無理に走ろうとするとグニャっと曲がって、すぐに使えなくなります。 |
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ミヤタ製。上のタイプの少し上等なもの。ツマミが多少丈夫にできてます。
このリングタイプには、数字を押してカギを開けるタイプもあります。それだと、カギを持たなくて済むので便利です。(当然なくさないので、「壊して」と頼みにくることはない) |
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今はぶっそうなんで、上記のリング錠に加えて、ダブルロックにしている人がけっこういます。このワイヤー錠は500円程度のもの。金鋸で一度切ったことがありましたが、けっこう大変でした。ただし、100円ショップの安物は簡単に切れます。(100円ショップのものを前後輪に2個つけると、たった200円で、効果はかなりありますが、いかんせん面倒)
ワイヤー錠のいいのは、鉄柱とか、他のものに巻きつけることができる点。自転車置き場の柱の隣に置いている人は、柱に固定してしまいます。鍵を外さずに、自転車をまるごと盗んで車で運んでいく犯人がいますが、そういう犯行には、有効です。 |
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わかりにくい写真で恐縮です。これは通常にリング錠に数字合わせの鎖錠をプラスしています。ダブルということで安全度は高いですが、この程度の安物の場合、鎖は簡単に切れます。また、数字を回すタイプは、コツがあるそうで、手馴れた奴だと1分もかからず数字をあわせて盗むそうです。(地元警察談) |