管理人はつらいよ   
マンション管理最前線

脱法ドラッグ汚染が当地域にも!?




 この春小学6年生になる子供を持った母親(居住者)と雑談をしていたら。

 「ねえ、管理人さん、聞いてよ。この前ね、PTA集会で”脱法ドラッグ説明会”というのがあったのよ。小学校でよ。高校じゃないのよ!? 世も末ね・・・・・」というお話。

 「えええ? マジですか? 小学校で? 最新の”金八先生”でもドラッグのことやってましたけど、それでも中学の話ですもんね。いよいよ小学校ですか? いくらこの地域が治安が悪いからって、それはないでしょ・・・・?」

 この小学校では、さきの卒業式で、卒業生の一人が、卒業証書をもらった瞬間に、「だせえ! やってられねえぜ!」とか言って、証書を破ったというのが、地元で話題になったほど、荒れている(佐世保ほどの事件は起きていないが)状況です。他のマンションでも、「おそらくラリっていたのだろうか? 目つきの悪い中学生がマンション内の消火器を全部倒して歩いた」なんていうのが耳に入ってきています。

 東京都では「脱法ドラッグ規制条例」なるものが可決されたそうですし、見逃しておけないような緊迫した社会情勢なんでしょうが、私が考えるに、「脱法ドラッグよりも、まず先に合法ドラッグ、つまりタバコのことやれよ」と思います。
 教師も喫煙率が高く、また喫煙者というのは半数以上が未成年の段階から吸っている”犯罪者”であることから、子供に指導がしにくいのでしょうが、やはり、まずタバコの害を学校は説くべきでしょう。政府としては、「税金を払わないのは規制する。税金を払うタバコは規制しない」のかもしれませんが、「小学校でドラッグの説明会開催する前に、そこらじゅうにあふれているタバコの自販機撤去しろよ」と思います。私ら、管理人&清掃人はどれほど、ポイ捨てタバコのせいで迷惑を受けているか小泉君は知ってるんでしょうか? 

 本屋の成人雑誌に紐かけて立ち読みできなくするよりも、タバコ自販機に鎖かけて欲しい。

 そういえば、横浜ではヤンキー先生が教育委員になったそうな。横浜も治安が悪いそうで、義家さん、がんばって欲しいゼ。


2005/4