マンション管理最前線
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| 美和ロックしっかりしろ 西瓜でドアが開く？？？ |
三菱自動車のトラック、そしてトヨタ、シンドラーのエレベーター、松下のファンヒーター、パロマの湯沸かし器・・・・ 枚挙に暇がないほど、工業製品の欠陥が続いています。
今回は、鍵メーカー大手の美和ロックの話です。（本ページはいつものフィクションではなく、すべて真実です。実名で書きます）
ネットのニュースで知ったのですが、表題を見て最初びっくりしました。
「スイカで玄関ドアの鍵が開く」
？？？？ ナンジャコリャ？（copyright Yusaku Matsuda） 西瓜で鍵が開くって、どういう意味？ スイカの種を鍵穴に入れるとあくの？？
などとバカなことを想像してしまいました。よく読んでみると、「神奈川県横浜市の賃貸マンションでは美和ロック社製のカード式の玄関ドアの鍵を採用している。この錠に、ＪＲ東日本のSuicaというカード（※当地域で言う「イコカ」に相当するもの）を差し込むと、なぜか、鍵があいたりしまったりすることがわかった。美和ロック社では、２０００〜２００１年にも、カード式玄関錠に、どんなカードでもサイズさえ同じならば、差し込むだけで開いてしまう、という不具合を発生させており、その時は１４４００戸の玄関鍵を取り替えた。」とのことです。
スイカというのはカードのことでした。変な名前つけるなよ。ＪＲさん。
大事な玄関ドアの鍵でこんな馬鹿なことを起こすなんて、この会社、ひどくないですか？ 最低ですよ。２０００年の不具合なんか、どんなカードを差し込んでも開く、なんて、そんなものよく製品化するよね？ 物を作るときというのは、チェックというものをするのに、この会社は何もしなかったんでしょうか？ スイカというより、アホカ？
美和ロックといえば、ちょっと前に多発した「ピッキング犯」の際に、標的にされた鍵です。風車の弥七のように、コチョコチョっとするだけで、十数秒で鍵があけられてしまうという、”欠陥商品”を作った会社です。美和側は欠陥商品とは認めませんでしたが、私は断言させていただきます。鍵を作成する時は、当然、泥棒のことを考えて作ります。それなのに、数十秒で簡単にあけられるなんていうのは、最悪の製品です。鍵の意味がありません。つまり、欠陥です。実は、私の自宅がこの美和の鍵を採用していました。私は当然、「こんな欠陥商品を作ったのだから、すぐにリコールになり、無償で別の安全性の高い鍵に換えてくれるのだろう」と思ったのですが、美和側は欠陥を認めず、リコールもせずに、ただ、「別の新しいものに換えたほうがいいですよ」と言うだけ。ナンジャソリャ？ 製造業の誇りはないのか？ この会社。どうしようもない、腐れ会社です。結局、私の住むマンションでは、ほぼ全世帯で、「鍵を別のものに取り替える（当然、他社製品） または、補助錠を取り付けてダブルロックにする」という対策を採りました。すべて、居住者の自腹です。地元の鍵屋は特需景気でボロ儲けです。（まとめて発注したため、１割引になりましたが）
こんなに、消費者に迷惑をかけておいて、いまだにちゃんとした製品を作ることができないなんて、ホント最低の会社です。研究開発とかしてないのか？ 美和ロック、社長出て来い！ 手をついて謝れ！ バカモンが！（copyright 人生航路）
松下なんか、ファンヒーターの回収作業で数十億円の費用をかけているというのに、美和の場合、「鍵の取替え 増設」の需要が激増し、逆に儲けているんだから、ひどすぎる。おまえは、キッド（チャップリン映画）か？
鍵師養成講座といった商売までありますし、鍵屋さんは今好景気です。
2006/7
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