管理人は超つらいよ   
マンション管理最前線

こんなイラン人はいらん





 マンション管理の専門誌の記事です。

■イラン人住民 居住するマンションの管理組合を訴える

<経緯>
○原告は、「日本語を理解できるイラン人」。 被告は、原告が住むマンションの管理組合
○管理組合として、全戸の窓枠サッシの交換を計画
○管理組合は事前に掲示板や書面投函で工事を予告
○原告に対しては、インターホン越しに、理事長や施工業者が説明をした
○しかし、原告は「自分のことは自分でします」と回答。
(組合の工事を拒否したということでしょう)
○工事は原告の部屋を除いて実施された。 
(入室が必要な工事なのに、入室させなかったんでしょう)
○その後、原告は「自分が個人で発注すると、まとめて発注するよりも高い費用がかかる。差額を払え」「現サッシには隙間があり、そこから暴風雨が入り込み、室内のカーペットが損傷した。弁償しろ」「他の組合員と差別されたことの精神的損害を補償しろ」と合計65万円の損害賠償を求めて管理組合を訴えた。
(隙間があるんだったら、それこそ、交換すべき)
○この原告は以前から管理費を滞納していた。
○簡裁では敗訴。地裁に控訴していた。
○地裁は、「管理組合に落ち度はない」として、控訴を棄却した。


 うちのマンションにも困った外国人がたくさんいますけど、さすがに裁判所に訴えるほどのはいないので、まだましなんでしょうか。それにしても、この記事を見る限り、このイラン人はひどいですね。おそらく、管理会社も管理員も相当なストレスを被ったと推察されます。彼らにこそ、精神的損害の補償を与えるべきです。こういうのって「イチャモン」ってやつですね。

 ちょっとひっかかるのは、「日本語を理解できる」というのがどの程度のものなのか? という点。外国人の場合、会話はまったく問題なく、「この人、日本語ベラベラじゃん?」と思っても、実は「漢字の読み書きは全然だめ」という人がいます。例えば、アメリカ育ちの西田ひかるもあれだけ流暢な日本語を話しながら、漢字は苦手だったそうで。
 この場合、掲示板上の告知ではなかなか理解できませんし、書類配布してもわからないでしょう。文字だけの説明なら、同情の余地はあります。ありますが、日本のマンションに外国人が住むのであれば、この外国人だって、管理組合の一員に自動的になります。(法律で決められています) 入居時に、「ワタシハハネセルケドヨメナイ」ということを申告しておかなくてはいけません。外国人のほとんどは申告なしにだまって入居してくることが多く、困っています。
 今回は、理事長が口頭で説明しているわけですから、このイラン人に同情の余地はないです。

 でも、うちのマンションでもそうですが、自分の都合の悪いときだけ、「ワタシカンジヨメナイ。ダカラオカネハラウノワスレテタ」とか弁解する人がいます。自分の子供の「PTAだより」はちゃんと読めるのに。

 まあ、今回のイラン人は管理費も滞納していた、「ワル」だったわけで、とにかくふざけた奴です。差別を訴えるというのも姑息です。奈良の部落開放同盟の幹部で、5年間ほとんど休んでいたくせに給料を全額もらっていた奴みたいに、部落差別を逆手にとって、相手を脅していた大馬鹿野郎みたいです。差別を間違った使い方するな。

 うちのマンションでも、雑排水管清掃の時など、「自分で清掃するから不要!」とかいって拒否する人がいます。頭痛いです。消防用の避難はしごなら、自分で点検することも可能ですが、排水管清掃は高圧水を使用する特殊なものですから、素人には無理です。パイプマンとかも実際はほとんど効きません。以前、ずっと排水管清掃をしていなかったのが原因で、排水管が詰まり、排水が逆流し、その部屋のみならず、上の階にも被害が出たことがありました。一人のわがままが他人に迷惑をかけることもあるのです。

 とにかく、外国人には苦労させられますね。(別に差別意識で言ってるわけじゃないですよ。実体験です)


 


2007/1



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