管理人は超つらいよ   
マンション管理最前線




10/31 ハロウィン イベント
管理人は大変です


2014/10



 世情の変化、制度の変化、が起きる度に、管理人の仕事が増えていきます。本当は技術革新が進めば、仕事が楽になるものなのに、実際は逆なのです。

 さて、10/31はハロウィンでした。

 去年あたりから、「子供が仮装して、近所を回る」ことが始まった感じで、去年は、近所の子供が、この管理室にもやってきて、「オジさん! トリック オア  トリート!」と言ってきましたが、あいにく、何も上げるものがなくて、「ごめんね。オジサンのところには、お菓子はないんだよ」と謝りました。「ちぇ、ケチだなあ」とか怒られました。

 今年は、去年の反省もあり、いちおう、「個包装」になった、ロッテの「チョコパイ」を大量に買っておきました。(これも自腹だあ。つらいなあ) これで、「去年の倍の人数の子供が来ても大丈夫なはず」と予想をしていたのですが・・・・・
 なんか、今年は、地元小学校でハロウィンを盛り上げているようで、マンションの前の道路は、「この街に、こんなに子供っていたっけ?」というほどの大量の子供たちが・・・
 最初は、うちのマンションの住民の子供たちがやってきて、「管理人のおじさん、トリックオアトリート!」と、お菓子を持って行ったのですが、「あそこのマンションの管理人さんはお菓子をくれるよ」という情報が、 LINEで広まったのかどうかわかりませんが、次から次へと、子供たちがやってきます。それも、知らない顔の子供たちが。

 それでも、まあ、縁起物ですから、こっちもにこやかに、「はい、あげるよ」と言って、お菓子をあげ続けたのですが、ロッテのチョコパイは早々に品切れに。本当は、余ったものを自分で食べようと思っていたのに・・・ 
でも、子供は続いてやってくるので、しょうがない、私の好物の「歌舞伎揚げ」(これも個包装なので、ちょうど良かった)も、子供にあげることに。

 まあ、それはそれでいいのですが、どうも、この子供たちが、もらったお菓子を、その場で、マンション内で食べたようで、彼らが去った後、包装紙がそこらじゅうに落ちてました。マンション前の路上もゴミだらけでした。

 学校で、ハロウィンを流行らすのは勝手ですが、その際には、ちゃんと「ゴミの後始末」という躾も教えてほしかったです。

民度の低い国で、ハロウィンはそぐわないかもしれないなあ。

この日は、ハロウィンのことを知らない、マンション住民(高齢者)から、「外の道路を変な集団が歩いている」「子供がうるさい」「知らない子供がいきなり訪ねてきて、変な言葉を言ってくる」「お菓子をせびってくる。なんで他人の子供にお菓子をあげないといけないんだ?」・・・といった、苦情や問い合わせも殺到し、それに対して、「こういうイベントなんですよ」と説明し、かつ、「今日だけですから、目をつぶって下さい」と、私がお願いしました。なんで、管理人がこんなことまでするのかなあ? 忙しいなあ。

 学校側も、子どもたちにこういうことをさせるのなら、事前に、周辺地域に告知して欲しいです。

(黒っぽい仮装衣装も、日照時間の短い、今の季節には危険だなあ。夕方5時過ぎに、あの格好で道路を歩いていたら、車にはねられるよ。)






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